だからなるだけ時間をかけて

だからなるだけ時間をかけて


遅すぎることはない そう思ってる それは無いか
窓の外見てばかりいた僕は 夢の中へ

走った分だけ 距離は稼げるが
前ばかり見て 周りの景色見逃す

だからなるだけ時間をかけて
この世からおさらばするよ
背負いすぎた荷物はひとまず置いて
ほらごらん、その人を見ろよ

燦々と陽が照ってる そんな日は傘を差して
雨が降ってきたんなら 傘閉じて濡れてみるよ

右も左も みんな迷ってる
耳を澄まして 聞こえるだろう?

だからなるだけ自分を許して
この世に生を受けたならば
難しいことなど何もないさ
その人を見てればいいんだよ

君の涙落ちるたびに 地面は濡れる
それはやがて草木となって 花を咲かせる

だからなるだけ時間をかけて
この世からおさらばするよ
背負いすぎた荷物はひとまず置いて
温めた、言葉をくれよ