朱色の街

朱色の街


この世の終わりのような 赤い空に涙 ひこうき雲
同じくボクの頬に つたう涙 今日も頑張ったね

ひび割れた鏡 覗いても よく見えない
できること やる以外には 道は

来年の今頃には ボクはどうしてる?
君にはちゃんと伝えられたかな
そんなこと思う

草木も眠る頃に 這い出てきたムカデ 傷だらけの
お前も大変だね お疲れ様 眠る崩れるように

一人で歌うときだけが 楽しくて
それでも誰かに伝えたい なにか

壊れるほどに 褒めてくれ その他はいらない
自信がなくて 潰れそうだよ この空の下で

時の歯車は廻る この一瞬は二度と
やってこないから もう ロウソクのように
まっすぐに 溶けたい

ひび割れた鏡 壊したら 出かけよう
あの坂で待つ 君に逢う いつか

来年の今頃には ボクはどうしてる?
君にはちゃんと 伝えられたかな そんなこと思う
今見える景色は ただ僕だけの 世界で
この歌が今 僕を連れてくよ 君のいる場所へ

この世の終わりのような 赤い空に涙 ひこうき雲
今日も眠れないから 目をつぶって君を 思ってみる