後の祭り

後の祭り


もう しょうがないよな 結局なにも
そう 僕らは今走る線路を 違えた
そんな 悲しいつもりなどないよ

君が舞い降りた 夏の日の午後に
焦って取り出した ボトルは空だった
意識の水底 泳いでた夏は
記憶の奥底 しまいきれなかった

ああ この夜空を 飾る星々たちは
そう 眺めている 僕らのことを眺めてる
そんな 悲しい話などないと

いつもの景色に 言葉はなくなって
君がいたことで かけがえのなかった
時間は過ぎ去り とまることのない
歩みを続ける それしかなかった

もう 流れ星に 願うことなど

君が舞い降りた 夏の日の午後に
焦って取り出した ボトルは空だった
意識の水底 泳いでた夏は
記憶の奥底 しまいきれなかった